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余った着物の端切れで作れる小物
着物をワンピースやチュニックにリメイクすると、どうしても端切れや余り布が出ます。小さな布だからといって、すぐに処分してしまうのは少しもったいないことです。
着物の端切れには、元の着物の色、柄、質感、記憶が残っています。大きな服には使えない小さな布でも、巾着やポーチ、コースターなどの小物に仕立てることで、別の形で暮らしの中に残せます。

端切れを活かすメリット
布を無駄にしない
着物リメイクは、すでにある布を活かすものです。せっかくなら、ワンピースに使わなかった部分もできるだけ無駄にせず、小さな形に変えて残したいと考えています。
思い出を分け合える
形見の着物や家族の着物をリメイクする場合、残布で小物を作ると、ご家族で分け合うこともできます。ワンピースを着る方だけでなく、他のご家族にも小さな記憶として渡せます。
予算に合わせた入口になる
いきなりワンピースをオーダーするのが不安な方にとって、小物は手仕事の雰囲気を知る入口にもなります。まず小物で質感を確かめてから、服のリメイクを検討する方もいらっしゃいます。
予算を抑える考え方は、安心の着物リメイクオーダー でも紹介しています。
端切れで作りやすい小物
巾着
巾着は、着物地の柄を活かしやすい小物です。バッグの中の整理、アクセサリー入れ、旅行時の小物入れなど、日常で使いやすい形です。小さな柄でも見せ場を作りやすく、形見の布を残す小物としても向いています。
ポーチ
少し大きめの端切れがある場合は、ポーチにできることがあります。化粧品、通帳、薬、裁縫道具などを入れる実用的な小物です。裏地やファスナーを組み合わせるため、巾着より少し工程は増えます。
コースター
小さな端切れでも作りやすいのがコースターです。複数枚作れる場合は、家族で分けたり、来客用にそろえたりできます。柄の出方が一枚ずつ違うため、着物らしい一点物感が出ます。
くるみボタン・ブローチ
ごく小さな布でも、くるみボタンやブローチにできる場合があります。ワンピースと同じ布で作れば、さりげないお揃いの小物になります。
パッチワーク的な小物
複数の小さな端切れを組み合わせて、ポーチや敷物の一部に使うこともできます。ただし、布の厚みや質感が大きく違う場合は、仕上がりに影響するため、組み合わせには注意が必要です。
端切れ活用に向いている布・向かない布
状態のよい正絹、紬、木綿は、小物にも活かしやすい素材です。柄が小さく入っている部分や、家紋、裾柄の一部などは、小物にすると印象的に見えることがあります。
一方で、カビ、強いにおい、虫食い、擦り切れがある部分は、小物にも向かない場合があります。小さいものだから何でも使えるわけではなく、日常で触れて使える状態かどうかを見て判断します。
ワンピースと一緒に小物を作る場合
ワンピース制作後の残布で小物を作りたい場合は、最初のご相談時にお知らせください。裁断の段階で、どの部分を服に使い、どの部分を小物用に残すかを考えやすくなります。
特に、家紋や思い入れのある柄を小物に残したい場合は、事前に伝えていただくと安心です。制作後に余った布だけで考えるより、最初から計画しておく方が、希望に近づきやすくなります。
メルカリで小物を販売することもあります
jomon-auraでは、制作で出た端切れを活かした小物を、メルカリで販売することがあります。まずは小さな小物から手仕事の雰囲気を見たい方は、そちらも参考にしてください。
→ jomon-auraのメルカリショップを見る(公開予定)
小さな布にも、記憶は残ります
着物リメイクというと、完成したワンピースに目が向きがちです。けれど、裁断のあとに残る小さな布にも、同じ着物の記憶があります。
捨てずに、できるだけ活かす。小さな巾着やコースターに変える。家族で分ける。そうした積み重ねも、jomon-auraが大切にしている手仕事の一部です。
着物リメイクとサステナブルな考え方については、サステナブルファッションとしての着物リメイク もご覧ください。
端切れまで大切に使いたい方へ。
ワンピース制作とあわせて、残布の活用方法もご相談いただけます。

